BOOK: 2004年4月アーカイブ
日本テレビのディレクター佐藤孝吉さんの回想録。
ずっと読みたかった。
最近本読む時間が出来始めたので、家の近くのドトールで読み始めた。
感動すると鳥肌が立つ体質なんだけども、全身手羽先だった。
「男子一生の仕事」
自分のエントリーシートにも書いた言葉と同じことが書いてあった。
会社に入るところから今に至るまで、隅々に渡って思い出とともに教訓が込められていた。
以下引用ー
テレビ界も、昨今、合理化がギシギシと進んでいる。
合理化の行き着く先は、当然、画一的な大量生産なのだが、
どっこい、娯楽も報道もコンベアベルトでは作れない。
じゃあ、どうする?
山なす無理難題を、作り手たちがやみくもな≪創造力≫のパワーで
ねじ伏せていくしかないと思う。
AD修行とは、将来、そういうディレクターになるために、≪やみぐも印≫のエンジンを
背負い込んで、排気ガスを吸い込みながら修行することなのだろう。
頭の上に本をのせてコーヒーを飲みながら思考をめぐらす。
店員さんの笑顔がかわいらしい。
結局四時間。ドトールが閉店になってお客さんが誰もいなくなるまで。
とても重いが、えらい晴れやかな気分になった。
小説なんかより、こういう走りまくってる人の回顧録は胸に響く。
