廃人: 2006年5月アーカイブ
この物語はフィクションです。全部うそです。
一番されていやなことは何?
と聞かれてまず思い浮かんだのは、
うん、カレーをかけられる事
小学校の頃、給食着というものがあった。
毎週金曜日に持ち帰って洗濯をしてくるのだが、
月曜の献立にカレー、カレーうどん、カレーソフト麺などが来てしまうと、
その週は給食着がカレー臭くなる。
幼心に、この服がカレー臭いということが、
ややもすればトラウマになるほど嫌だった。
あんなにおいしくて、よい色で、いいにおいがするものが、
服から漂うと、あわれそれは一変。
給食中に、
「カレーが入った皿を誰かに投げられて、服がカレーだらけになったら早退しよう、そうしよう」
そう。いつも思っていた。
ただ、6年間も時間がある中で、そんなハプニングは一度もなかった。
それだけで幸せな6年間だったと今は振り返れる。
鎌団子は基本的にやさしい。
人の喜ぶことをしてあげたいと常日ごろから思っているし、できるかぎりやってあげている。
個人的には世界一やさしい人なんではないかなと思っている。
この前は道に落ちていたおじいさんを警察に届けた。
ただ、その反面、悲しいかな人の嫌がることをするのも大好きだ。
言い換えれば、自分がやられて嫌なことをするのが大好きだ。
いつもは抑えているけれども、
ガングロの女子高生がいたら、後ろからローキックをお見舞いして、
足腰たたせなくしたい衝動に駆られて生きている。
でもそんなことはしない。世界一やさしいから。
そんなやさしさをはずしてくれるのが、廃人の人たちだ。
これは、麻雀を使って、自分が一番やられて嫌なことをした物語。
廃人かけまーじゃん
ルール 麻雀を1半荘してビリの人は1・2・3位の人にカレーをかけられる。 3位の人はそのままカレーをかける。 2位の人はトッピングを1つ入れてカレーをかける。 1位の人はトッピングを2つ入れてカレーをかける。 特別ルールとして焼き鳥(1回もあがれなかった人)は次の麻雀時、頭にチキンカツをのせる。
ひりついた勝負の末、1位ピコ、2位プリンス、3位団子となった。
1位のピコはトッピングに納豆とサラダをチョイス。2位のプリンスはおしんこ。
トッピングをルーに混ぜてにやにやする悪い人。後ろはそれを見て萎える人。
そして、
6年間もの間、
びくびくしていた心は、
この瞬間開放されたといえる。
この物語は全部フィクションで妄想したことだけど、 こんなことがほんとにできたら楽しいと思う。 夢が叶うといいな。
