人とロボットの間で価値交換ができるように

お金は知らない人と価値交換ができ、新しい価値を産む速度を上げる。あたかも、子供にお小遣いをあげるかのように、人とロボット(モノ)が扱えるお財布があると、生きている間に新しい価値を楽しめる。

ロボットお財布にお金をデポジット

SUICAのように、ロボットお財布に3000円デポジットする。3000円はいつでも引き出せる。あと、ロボットが3000円分何かを買える。

ロボットがお金を持つと何を買うのか

ロボットが自分のために何かを買ってくることを見るのは楽しいと思う。子供に500円あげて好きなものを買ってきていいよ。といったとき、何を買ってきたかを見るのって楽しい。同じ感じ。

携帯サイトが出だしたとき、いままでウェブサイト上では課金する文化が根付かなかったけど、携帯サイトでの課金は根付いた。端末によって情報は同じでも、無料の情報が有料になった例。

Googleがphotosで多くの画像を人工知能ように集めている。画像検索で出てくる情報は人間が取得するのは無料だけど、ロボットが取得するには課金をすることは先の例と同様に受け入られる可能性が高いと思う。wikipedia も同じで。

ロボットに自由に使っていいお金を渡したら、、、自分の知能を高めるために、情報を買いに行く。Google photosから100万枚の画像を1円で買い、Wikipediaから100万ページの情報を1円で買い、、そんな感じ。人の嗜好ベースに合わせれば、自分好みのロボットが勝手に成長していく。子供のように振る舞えば、ロボットのお財布に重課金する人も多くなるかもね。

ロボット間でのお財布

人とロボットの間でお財布ができたら、ロボット同士でのお財布があるのもいい。ロボットが他人のロボットに対して価値を提供することで、お金を稼いでくれるようになる。いままで人がデポジットしていたが、ロボット側からお財布にデポジットしてくれるようになる。価値を提供するたのしさを学べばより成長する。端的にはGoogleから買って来た情報から、自分の所有者の嗜好を正確にすること自体が価値となりうる。広くは3Dプリンタなどアウトプットはたくさん準備が整う。

利子からの解放があるといいなと

資本主義で、時間と価値が結びついて生まれた利子は、先行者利益が過大になって新しい価値(マジョリティに受けない)が生まれることを阻害する。人は死ぬ、そこから生まれた発明だけど、ロボットにkill timeはない。お財布の設計上、この利子という発明から解放されたものになると、「俺は面白いと思うよ」みたいなマイノリティコンテンツがたくさん増えて、よりカラフルな未来になると思う。新しい価値にたくさんふれられると嬉しいなと思う。

 

About kamadango

楽しい仕組みと、面白いモノを作っていきます。